サクランボの芽掻き作業中です
3月初旬に、高橋農園さんのサクランボ農園へお伺いしました!
高橋農園さんのサクランボはとても大粒で甘く、毎年大人気です。髙橋農園さんでは、東根市で生まれたサクランボ「佐藤錦」をはじめ、「紅秀峰」「南陽」など沢山のサクランボの樹を育てています。
サクランボの樹は3月下旬~4月上旬にかけて、今は「芽掻き」の時期。
【芽掻きの様子】
大粒でおいしいサクランボを実らせるための大事な作業です。短い期間に農園中のサクランボの木の「芽掻き」をしてしまわなくてはならないので大変ですが、EM栽培していると樹に力があり、芽が充実していてぽろっと取れやすいので、EM栽培でない樹に比べ、作業が早くできるのだそうです(元気がない樹だと芽が取れにくくて作業にも手間取るそうです)
【これなーんだ?!マメコバチのマンション】
高橋農園さんでは、果樹の受粉にマメコバチというハチの力を借りています。ミツバチよりやや小さいハチで、草の茎や材木の穴、特に葦(ヨシ)の茎に花粉を運んで繁殖するハチです。果樹園の随所に、葦を切って束で作ったマメコバチの巣を設けて、飼育しています。ハチはこの葦の束の中で花粉団子を食べながら育って成虫になります。ヨシに土でフタをして冬を越し、花の咲く時期にはブンブンと元気に飛び交って花粉を集めながら果樹の受粉をしてくれます。
5月にはサクランボの薄桃色のさした白い花を始め、桃やラ・フランス、リンゴの果樹の花が次々に咲きます。
訪問の前日はぽかぽか陽気だった東根市ですが、この日は雨が降り、気温も一気に冬に逆戻りでした。といってももう果樹園には雪はなく、本格的な春も目前です。
マメコバチも葦の中で、待ち遠しく花の季節の夢を見ていることでしょう。
サクランボの収穫・発送時期は例年、6月中旬~7月上旬ごろの間になります。
今年のサクランボのEMマルシェからのご予約受付は近々開始の予定です。
受付がはじまりましたらこちらでお知らせいたします!
訪問日2016年3月7日(中田)