桃の袋掛けってどんな作業?
取材日:2019年6月4日
桃の実は日に日に大きくなっています!
今日は袋掛けの作業をご紹介します。5月にたくさんの実を落としましたが、袋掛けの作業の時にも最終的に残す実と落としてしまう実を選別して、さらに半分に減らしていきます。
大きくて立派な桃を育てるために、たくさんの実を落とすんですねー。
一つの木に800~900個の桃の実に袋をかけます。
袋掛けの作業を実際にやってみると、単純そうに見えて意外と難しいことがわかります。
袋の上部の針金が入っている部分を折り曲げて留めるのですが、上手に引っ掛けないと風が吹いた時に取れてしまうんですよね。
この袋掛けの作業、何千個もあるので、朝5時から夕方6時頃まで毎日作業が続きます。
この写真は、胚が2つある双胚果。この時期になると、胚の周り(黄土色の部分)に硬い核ができてくるんですね。触ってみるとカチカチです。