岩手県・北上市の米農家 さとうです。7月29日、見渡すとまだ数えるほどですが、稲の穂が出はじめました!うれしいですね。例年より1週間ほど早いそうです。稲の茎の下のほう、膨らんだところに穂がつまっています。出始めた稲の穂や、田んぼの生き物の映像を撮ってきました。


穂が出る今の時期、ちょうど人間でいうと出産の時期でしょうか。出穂のためにたいへんエネルギーを使いますので、またあらためて田んぼの中の微生物を活性化させるため、EMの活性液を水田に注ぎいれました。


さとう家では前もってEM活性液を拡大培養して菌の量をふやし、タンクに入れ、熟成するまで待ちます。これを田んぼにいれてやることで、よい土をつくっています。

EM活性液の作り方は以前の日記をご覧下さい。
こちら(さとう家のサイトにとびます)


EMとは数種類の有効微生物を効果的に組み合わせた善玉菌のかたまりで土や稲にとって有用な微生物がいっぱい入っています。EM活性液のおかげで根に活力がでてとても元気になります。


このあとは順調に穂が出揃うのを待つのみ。


穂が出揃うと葉に電子水(マイナスイオン水)を散布し、光合成を活発にしてやります。

さとう家でEMと電子水を組み合わせた独自の農法を取り入れているのには、かつて家畜を飼っていた際に、EMと電子水をくみあわせて牛に与えると、とても元気になったという経験からきています。人間も、牛も、米も一緒。生き物や植物がよろこぶ素材を意識して米づくりをしています。


農園の紹介