取材日:2019年8月16日
田んぼに善玉菌(EM)を入れて、美味しいお米作りに取り組んでくださっているEM美味米の栽培農家さん(涌井さん、外立さん、竹内さん)の田んぼをJAえちご上越の丸田さんと一緒に訪問しました。
7月末から8月頭に稲穂が出ました。中山間の棚田では、農業用水がないので、天候次第でお米の収穫量が大きく変動します。
棚田が広がる安塚地区にある外立さんと竹内さんの田んぼでは、穂が出てからずっと雨が降らず、恵みの雨を待っていました。
お盆に日本列島を通過した台風の影響で、40度の猛暑になり、稲穂の熟し具合が少し進んだようです。
そして、ようやくこれから待望の雨が期待できそうです。
昨年は、外立さんと竹内さんの田んぼは水が足りなくて、稲穂が十分に膨らむことができませんでした。
それを思うと、今年は、こうべを垂れた稲穂が風に揺れる姿が美しくて、こんなに立派に育っている!と感動します。
稲にとって、ちょうど水が欲しい時期に水がちゃんとあったから、無事に稲穂が膨らんでいるのだそう。
本当に絶妙のタイミングだったようです。ありがたい!
平地の田んぼでEM栽培米を作ってくださっている涌井さんは、今年は、すごく順調な生育を見せています。
稲穂の長さが長くて、1本の穂についている粒の数が多いです。大豊作の予感です。
これから9月の収穫まであと少し。無事に育ってくれることを祈ります!