杉村農園さんで栽培している苺は、とても甘くておいしい!
特に子供たちが食べ始めると止まらなくなってしまうそうです。
品種は「さちのか(幸の香)」になり、特徴としても甘味と酸味のバランスの整った品種になります。甘味が強い品種ではありませんが、特に市販の苺には残っている“エグ味”が一切ないため、苺特有の爽やかな甘味をしっかり味わうことができるのです。
苺の“エグ味”は、特に芯に残ります。その原因は、栽培中に使われる化学肥料が大きいとのこと。
杉村さんは、苺の栽培に一切化学肥料を使用しておりません。
その理由は、杉村さんの苺栽培にかける思いがありました。
「子供たちが安心して美味しく食べられる苺を作ること!」
この思いは、栽培にEMを取り入れた事にもつながっておりました。


杉村さんは、苺栽培を始められた平成12年当初からEMを取り入れた栽培を行っております。
米ヌカをEMで発酵させたEMボカシを中心に、EMの活性液とEMのセラミックスを活用しております。
このEMの活用によって、化学肥料はもちろん農薬の使用量も、慣行栽培の苺と比べると比較にならないくらいに減らすことができています。
EM栽培は、自然の力で土が豊かになるので、苺が本来の甘味をつけて美味しく育ちます。
その上、果実の持ちがよく、きれいな艶をつけます。
現在でも、約7,700本もの苺の苗は全てEMでしっかり育てられています。


山口県は『苺』の生産地として、決して美味しく育つ有名な県ではありません。
しかし、本当に美味しいものを育てるに一番大切なものは、栽培に掛ける思いと手間です。
杉村農園さんの苺は、世界に誇れる逸品として間違いのない安心の美味しさを提供してくれます。
今回、美味しい笑顔を生み出す苺の秘密を伺う事ができました。



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